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快適な住まいを造るには – 06/07

快適な住まいに近づける条件」 とは
3. 正しく空気を入れ替えること。
(水槽の金魚を飼うための プクプク と同じ。新鮮な空気・くうき)

段々、技術ぽい話になってきたでしょうか、いま少しガマンしてください。

生活していると汗をかいたり、体臭が出たり、調理の際は「湯気」が出たり、目に見えないチリやホコリなど、知らず 〃 に部屋の空気は汚れていくものです。今の住まいは以前にくらべ密閉性が高く、体質が「過敏」な方にとってはより「換気」という作業が重要になってきます。

水槽の中を金魚が元気で泳ぐには適度な酸素が必要です。
こんな経験はないでしょうか。梅雨の時期によどんだ押入の中をスッキリしたいとか、浴室の「ムツ  !」とした空気を早く追い出したい、使用後のトイレも早く「新鮮感」がほしい などなど。これをスムーズに解決できることが本来の「換気行為」です。
こんな「たとえ話」ならいかがでしょうか。① 生活する部屋に外から新鮮な空気が入るところを設け、その空気が寄り道すること無く、「押入」・「浴室」・「下駄箱」そして「トイレ」を通って出て行き、②いっしょに 臭気やホコリを運び出し、③ 入れ替わりながら、部屋の新鮮度が保たれたらベストな話です。

こんな事、今は可能なのです。
しかし前回お話した「すきま風」をしっかり止めてやる事が条件になりますがね。

現状、「法律」では「居室」に「給気口」と「換気扇」を設けなさい。という決まりになってます。
これも「快適な住まいに近づける」ことを思うと「ほんとに効果があるの?」と感じます。

今回は、ここまで。
次回、「総まとめ」で この段の Fine です。   Thank you !
指田建設 Kazuri