FPweb TV-3
FPweb TV の3回目。
「FPの家」に住まわれ、実際に東日本大震災に合われた方の実録と生の声です。
予想もしなかった「震災」と今の「コロナ禍」。
経験する災害の中から、住まいや生活の仕方ににどんな備えを組み込むか、考えさせられます。
≪ コメント ≫
津波に耐えた「根性の家」と呼ばれた住まい
岩手県の北東部、北上山地の沿岸部に位置する九戸郡野田村。2011年3月11日に起きた東日本大震災で震度5弱の揺れと大津波に見舞われ、村のおよそ3分の1を占める478棟の家屋が倒壊しました。(岩手県災害対策本部:同年8月10日発表)かつて野田村の中心部に位置する野田本町にあった桜庭様ご夫婦のご自宅。一帯の家屋は津波に押し流され、震災後には見る影もない状況であるにもかかわらず、桜庭様のご自宅だけが同じ場所に建っていました。その光景は、ご夫婦の目にしっかりと焼き付いていると云います。
その後、すぐに駆けつけた「FPの家」の工務店の社長から「直せば入れる!」と言われて、途方にくれていたご夫婦は勇気付けられたとそう。桜庭様ご夫婦が「FPの家」を建てられたきっかけは、ご主人の定年を間近に控えた10年ほど前のこと。安住の家を求めて情報収集をしていたときに「あったかい家」を見つけたことが始まりです。寒がりだったご主人はその言葉に惹かれ、パネル製造工場を見学し「これなら快適に暮らせるだろう」と思い、建てられたそう。当時は「暖かさ」だけを求めて選んだものの、この震災で頑丈さや強度といった性能が実証され、「FPの家」の素晴らしさに気付かされたとご夫婦は語られます。