木の家,にっこり通信-4
第4号 「庫ちゃん大工通信」 (2000=H12 02)
大学ではそれなりに「建築」を専攻してましたが2年生の時でした、新聞の埼玉版に「サークル オリジン メンバー募集」という記事に目が留まり、生活にも何かモンモンとしたものがあったのでしょう。サークルに飛び込んでみました。そのサークルは、「ボランティア サークル」で、年齢的には幼児から小学年齢までの障害のある子供たちと共に「障害があっても回りと変わらないことを体験・経験をする」のを目的に実践する集まりでした。
私もこの活動にどこか肌が合ったのでしょう。普段身の回りでは感じないことや障害ゆえその家庭の大変さなど様々なことに触れ、大学生活はどちらかと言うとこの活動にエネルギーをつぎ込んだ時期でした。またこの機会が自分を大きくしてくれたとも感じてます。
今回内容にある「新井さん姉妹」は「筋ジストロフィー」の障害を持っている方で、年下の私たちの悩みを聞いてくれたり面倒見の良いアネキのようでした。
あの頃は右も左も分からない若者でしたが、色々な人と会話したり未熟な価値観をぶつけ合ったりしたことが今に通じていると思います。 紀・時ちゃん Thank you !
指田建設 Kazuri
・ 「庫ちゃん大工通信」 Vol. 04