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木の家,にっこり通信- 5


第5号 「庫ちゃん大工通信」 (2000=H12 06)
この年は「住宅業界」もひとつの転換期だったかもしれません。住宅の品質を共通に計る法律「住宅品質確保促進法」が施行されました。住宅の基本である構造的な部分と雨漏りを起こさない事を10年間保証する部分と、一方任意制度として住宅が持つ性能がどのレベルに有るかを判断する法としても存在しています。
この法の成り立ちは、確か千葉県当たりで数多くの欠陥住宅が見つかった事がはじまりだったと思います。現在もそうですがこの法の根幹は、「造る側の誠実さ」と「消費者保護」を謳ったと考えてます。また前年(1999 H11) には、住宅の「省エネ基準」の改正(現状は大分骨抜きな部分が散見されますが)があったり、この5年後には業界的にも信じられない「姉歯 耐震偽装」事件が起きた時期でした。

振り返っても、今も相変わらず「技術的根拠」を持って業務を提供することが当社の務めです。
指田建設 Kazuri

・ 「庫ちゃん大工通信」 Vol. 05