耐震(見える化シミュレーション)
8月26日のHP記事の続き。
せっかくGetした耐震シミュレーションの考え。何とか自分のものに近づけたくて試行錯誤しました。今回は計画段階から構造計算(許容応力度計算)を掛けた実物件をシミュレーションしてみました。
実際構造計算を掛けてその通りの施行をしたので安心はしつつも、ではどんな揺れ方をするか施行屋としては疑問に残るところ。指田も構造分野の専門ではないですが計算書をめくりつつ何とか完成です。建物に掛かる震度想定は、建築基準法の「極稀地震」。地震の入力倍率を 0.85 → 1.0 に設定しシミュレーションしてみました。(震度階で 6強前後)
下記の動画では壁が変形により変色してますが、損傷が極めて少ない壁が「グレー色」から始まり、「黄色」が (小破) → 「橙色」が (中破) → 「赤色」 (大破) と続きます。
動画の揺れ幅は若干大きめに表現されているかもしれませんが、地震が来て命が守れ住み続けられることが大事ですね。何よりです。
また、参考に 8月3日にアップした「微動探査」の記事もご参照を よろしこ!
指田建設 Kazuri
注)「黄壁」(小破): (変形角 1/120 の設定) 主に地震力に抵抗する壁で
損傷もわずかと判断ください。(復元力のある壁)