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2024 謹賀新年

 

お変わりない新年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
今年もよろしくお願い致します。

当社は個人事業者であるため1月が事業年度のはじまりです。
昨年来、栃木県の工務店が事業承継で、近所の同業者は身体の事で事業の廃業を余儀なく
されました。
流通の変化により身近にあった「本屋さん」が無くなり、その事でその存在感が
分かるような所があります。
地域工務店の存在は、どう見えるのでしょうか。
年度スタートに当たり今までの心持ちをまとめてみました。一読して頂けたら幸いです。

当社も先代から工務店をはじめ70年の歳月を迎え、わずかひと世代の時の流れですが
(あの頃は物が足りず増やすことが第一な時代でした。)
社会の高齢化、職域の広がり、お付合いの多様化など目まぐるしい勢いで変化して
きたと感じます。
この業界も同様に職方の不足と高齢化が現実であります。

こうした現実ですが、今も温めている「工務店観」をお話しますと、「新築住宅」を
造るだけが仕事ではなく、普段の生活の中から発生する住まいの不具合(電気・水道設備む)
や困り事の改善や夏冬を通した室内環境の改善 そして 地震時における耐震性の強化など、
「当りまえ」を当りまえであるようにと考え、またそこから派生する問題にもお応えできる
ようにと考え業務をさせて頂いております。

昨年来、仕事 まだお願いできますか?とかまだ仕事続けていますか?

とのお訊ねを頂きますが、思うのです。地場の工務店はいつも顔が見え、
皆さんのそばに居る事が必要だと思います。

当方も60代の半ばを進行中ですが、
今までの技術・経験を活かし皆さまの課題にお答えする気持ちであり
一方(STOP !)温暖化に少しでも歯止めが掛かる住まいの省エネ・再エネに気を配りながら
業務を続けていきたいと考えています。

まだまだ、未完成な者であり工務店であります。
皆が、顔が見え会話ができ、あなた一人ではない地域が「住まい造り」や さまざまな
場面で皆様と関係性が保てれば幸いと感じております。 

最後に(登山で例え・・)
今またベースキャンプを出て、次のキャンプ地点(70才)に向かい、
その後、健康であるかぎり本業と地域スポーツを続けたいと思います。
そして願わくは 70才台でGolfのエイジシュートが実現出来たら 最高です!(笑)

昨年一年、ガンバって生きてきました
今年も手と手を添えながら活きましょう!

今後ともよろしくお願い致します。     指田建設 指田一利

・エイジシュート:18ホールを自分の年齢以下の打数でホールアウトすること。