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住まいの点検・修理(瓦工事)

今年の仕事内容は、屋根瓦の改修工事からスタートしています。

昨年(2019) 9月に千葉県に襲来した「台風15号」。送電塔やゴルフ練習場の鉄塔が倒されたあの台風です。まだ記憶に新しい事と思います。台風が近づく際、メディアが「最大風速が60m/sになる予想」との報道があったように記憶していて千葉では 57.5m/sの瞬間最大風速(国交省調べ)が記録されました。(ちょっと技術的な話になりますが)建築基準法でその地域に最大吹く風を「基準風速」(平均風速)という数値で決めていて、当狭山市は32m/sになっています。(気象庁:瞬間風速=平均風速 x 1.5~3倍)

実際この業界の者として、報道を聞いた時(我が家も含め)「いったいどんな被害が出てしまうのだろう?」と気持ち穏やかではありませんでしたし、結果インフラをはじめ人的被害・市民生活に多くの被害が出てしまいました。

当社のお客さまのところでは、(たまたま風の通り道だったと思います。)瓦はお互いに角(かど)が重なり合って押えっこしていますが、その時は9枚の瓦(横3枚 x 縦3枚)が直立して立ってしまったという状況があり風の力を実感しました。

今回千葉の被害では屋根材が飛散したこともあり、(お客さまが「何かの時周囲に迷惑をかけない様に」とのお考えで) いま載っている瓦屋根の「耐風性」と棟瓦の「耐震性」を向上させる工事を計画しているところです。
指田建設 Kazuri

※ 棟瓦の「耐震化」 こんな感じ ↓

※ 解説
(屋根てっぺんの) 棟部分はどうしても揺れに弱い部分です。補強材になる鉄筋を全長に流し、補強材と瓦を金属ワイヤー固定することにより耐震性・耐風性が大幅にアップします。ご自宅でも工事可能かご不明な場合は当社 (Tel 04-2959-3084 ) までお問い合わせください。