快適な住まいを造るには – 02/07
「快適な住まいを造るには?」の2回目。
まず1年を通して見たとき私たちの体はどんな対応をしているのでしょうか。
いまは3月。今年は「新型ウィルス」の話もあり余り話に出ませんが「花粉症」に悩む時期。当然「寒さ」に耐え秋口からの「インフルエンザ」にも対応する時期でもあります。
夏は。
(今から思うと怖さを感じるようですが)ここ数年想像を超える「猛暑」・「酷暑」日が続き、「台風」の威力も油断なりません。家の外・内を問わず「熱中症」への対応も必須となる環境になりました。こう思うと1年を通し窓を開け開放的な生活できる日はどのくらいあるでしょか。
毎日生活の中で何らかのダメージ(=負荷・ストレス)を受けている私たちの体。これを快復してくれるのが本来の「住まい」であるはずです。
少しづつ「快適な住まいに近づける仕方」に話を進めていきましょう。(ただ、住まいは多くの製品の集合体なので普段聞きなれない言葉もあることを了解してください。)
(家の中で夏も冬も、軽装でゴロゴロしたいですよね!)
私たちに「快適」という「感情」を持たせてくれる条件ってね、実は料理の「レシピ」で言ったら「かくし味」のようなもの。出来上がったあと、「うン これだぁ!」と言わせる「後味・2番3番味」とでも言えるところ。まさに出来てしまってからでは直しが大変な部分なのです。
「快適な住まいに近づける条件」 とは
1. 「断熱材」や「サッシ」にしっかりした物を使う。
(部屋中に造った暖かい空気や涼しい空気を外に逃がさないため)
2. 住まい全体の「すきま風」を限りなく = 0 にすること。
(次の空気の入れ替えを正しく行うため)
3. 正しく空気を入れ替えること。
(水槽の金魚飼うための プクプク と同じ。新鮮な空気・くうき)
この3つが基本条件。
この他に冬のお日さまを友だちにすること や 夏のお日さまを遠慮することなどあるのですが、ここは「おいおい」とし、次回から「基本条件」を1つひとつ「ゆっくり」話したいと思います。
今回は、ここまで。 Thank you !
指田建設 Kazuri